ドイツのキム・マルシュナー(Kim Marschner) が、長い間プロジェクトになっていたスイス・キロニコの課題を初登し、Forgotten Gem(8C/V15) としました。強傾斜のカチを繋いだ指力が要求される課題です。
キロニコの中央部にあるこの課題は、17年前にオーストリアのベルント・ツァンガール(Bernd Zangerl) とアメリカのデイブ・グラハム(Dave Graham) が見つけてトライをした課題で、その後、10年前にはイタリアのガブリエル・モローニ(Gabriel Moroni) とニッコロ・セリア( Niky Ceria) もトライしていましたが、完登できていませんでした。
今回、キムは完全に原始に帰っていた課題を掃除し、6日感のトライの末に完登しています。
その後、イギリスのエイダン・ロバーツ(Aidan Roberts) とドイツのヤニック・フローエヘ(Yannick Flohe) も再登しています。