イタリアのステファノ・ギゾルフィ(Stefano Ghisolfi) が、イタリア・スペルロンガの岩場で、20年前にボルトが打たれたプロジェクトのラインを初登し、L'Arenauta(9b/5.15b) としました。彼自身 11本目の 9b(5.15b) ルートとなります。
このルートは 20年前にイタリアのジュリアーノ・タルキーニ(Giuliano Tarquini) が 20年前にボルトを打ったラインで、ドーム状の洞窟のど真ん中を貫くラインです。
ステファノの体感ではルーフ基部までが 7a(5.11d)、そこから 20m のルーフが始まり、難しいニーバーのレストポイントまで 8b+(5.14a)、レスト後からボルダリーな 11手の核心が始まり、ルーフのクラック、ポケットを繋いでいます。
ステファノは今年の 1月にもトライしていましたが、完登には至っていませんでした。
ステファノのトライ動画
ステファノのコメント
長旅をすると心の変化があるというのは本当で、長いルートでも同じことが言えます。20年前にジュリアーノ・タルキーニがボルトを打ったこのプロジェクトを登る目的でここに来ましたが、最初のツアーでは完登できず、ふくらはぎを強化して戻ってこなければならなかった。
レスト後のセクションは数日間は湿度が高かったですが、今日はそうでもなかったので、すぐにトライする機会が持てました。
ルート全体を通しては非常に難しいと感じましたが、完登トライのときはとても簡単に感じ、グレードを提案するのは非常に困難です。通常のグレードに換算すると9b(5.15b) になり、それが確認されれば、イタリアの南部/中央部では最難のグレードになるかもしれません。
応援してくれた洞窟にいたクライマーたち、そしてサラ・グリッポ(ステファノのパートナー) のサポート、長時間のビレイ、ビデオと写真の撮影に感謝します!! ビデオは近日公開予定です
レスト後のセクションは数日間は湿度が高かったですが、今日はそうでもなかったので、すぐにトライする機会が持てました。
ルート全体を通しては非常に難しいと感じましたが、完登トライのときはとても簡単に感じ、グレードを提案するのは非常に困難です。通常のグレードに換算すると9b(5.15b) になり、それが確認されれば、イタリアの南部/中央部では最難のグレードになるかもしれません。
応援してくれた洞窟にいたクライマーたち、そしてサラ・グリッポ(ステファノのパートナー) のサポート、長時間のビレイ、ビデオと写真の撮影に感謝します!! ビデオは近日公開予定です