Polish duo endures severe cold on big wall for 11 days to complete Frozen Fight Club (Alpinist)
From December 5 to 16, Polish climbers Marcin "Yeti" Tomaszewski and Damian "Dany" Bielecki completed a new big wall aid route in Pakistan's Karakoram Range on a 700-meter cliff known as the Uli Biaho Gallery, which is at an elevation of approximately 5000 meters. They named their route Frozen Fight Club (M7 A3, 780m) and placed only nine bolts.
ポーランドのマルチン・トマシェフスキ(Marcin Tomaszewski) とダミアン・ビェレツキ(Damian Bielecki) のペアが、昨年の 12/5-16 の 12日間でパキスタン・カラコルムのウリ・ビアホ・ギャラリー(Uli Biaho Gallery) というエリアで Frozen Fight Club(M7 A3 780m) という新ルートを開拓しました。

-30度以下の低温下でのビッグウォールクライミングを強いられつつも、このエリアに精通しているマルチンの経験などもあり、ビレイ点、下降点のみに 9本のボルトを使ったのみで、クリーンなクライミングを展開して新ルートを開拓しました。
当初、彼らはカラコルムのシプトン・スパイヤ(5852m) に 3名でトライする予定でしたが、もう 1人のパベウ・ハウダッシュ(Paweł Hałdaś) がコロナの関係で飛行機に乗れず、2人でのトライを余儀なくされ、アプローチも短く、壁の高さも低い、今回のラインに変更したそうです。
Frozen Fight Club はコーナークラックを繋いだラインとなり、彼らは独自に開発したポータレッジを使って、壁の中で泊まりながら完登しています。
カラコルムで、登山ではなく、ビッグウォールを目的として冬季に登られたのは今回が初めてのようです。
マルチンは 2013年にカラコルムのグレート・トランゴ・タワーに Bushido(VII M7+ A4) というラインを開拓してる他にも、多くの冬季登攀の記録を持っており、今回、ダミアンは勉強の意味でも参加したそうです。