フレンズを販売しているワイルドカントリーの PR 動画ですが、初めてカムが使われたヨセミテのクラシック課題・Crimson Cringe(5.12b) を登る動画。クラシックだけあって、長さもある、きれいなクラックです。
このクラックは 1976年にアメリカのレイ・ジャーディン(Ray Jardine) とジョン・レイキー(John Lakey) によって初登されたルートで、レイが開発中であったフレンズのプロトタイプが使われたそうです。今のようにステムに柔軟性があるタイプではなく、まだ棒フレンズと呼ばれた芯棒ががっちりした曲がらないタイプのカムでした。
バネじかけの、SLCD(Spring Loaded Camming Device) タイプのカムは、このフレンズが原点となっています。