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[雑記]ドライツーリングチャンピオンシップ2019を観戦しての雑感

カテゴリー: その他
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3/16-17 に岩根山荘でおこなわれた、「モンチュラ・ドライツーリングチャンピオンシップ2019」というドライツーリングのコンペを観戦しました。久しぶりにアイスコンペを生で観戦したので、感想などをつらつらと書いてみました。
最後にアイスコンペを生で見たのは、2009年に旧・六合村(現・中之条町) でおこなわれた「アイスクライミング・ジャパンカップ」が最後なため、10年ぶりでした。毎年開催されている UIAA のアイスクライミングワールドカップは動画でも見ており、大体の流れはわかっているつもりでしたが、実際に現場を見て感じた点とはズレがあったり、より一層強く感じたこともありました。
八ヶ岳の赤岳鉱泉・アイスキャンディでおこなわれていたアイスキャンディカップがなくなり、アイスキャンディカップはアイスキャンディ・フェスティバルというイベント変わり、アイス関連のコンペは岩根山荘のアイスツリーでおこなわれるようになり、このイベントは今年で 3回目だそうです。
  • 登攀スピード
  • 一番強く感じたのは登攀スピードの違いです。以前のコンペでは、ムーブ的に難しかったり遠かったりするルートを比較的じっくり登る感じでしたが、現在はある程度の難易度の課題を、どれだけ早く登れるのかの時間勝負になっているようで、みんな予選からスタスタと登っていました。精度の高いムーブをスピーディにこなす必要があり、昔なら持ち替えで対応するようなムーブもクロスで処理していたりと、ムーブの取捨選択も変わってきているようです。
  • 専用ホールド
  • 現在のアイスコンペでは、純粋なアイスのみのルートは皆無で、基本的には人工壁を登る形になります。以前はフリー用の既成品のホールドを使っていましたが、現在はロシアや韓国、アメリカ製の専用ホールドを使っています。フリー用のホールドではアックスを掛けると壊れてしまうため、硬度の高いホールドが必要になります。そのため、昔のアイスコンペではホールド破損によるテクニカルインシデントが結構ありました。昔は日本のバッドホールドからアイス用のホールが出てましたが、今は a-hold からも専用ホールドが発売されています。
  • 専用アックス
  • 今大会の男子部門で優勝した橋本選手はブラックダイヤモンドのフューエルを使っていましたが、他の選手は、ほとんどがロシアのクルコノギや韓国のオクタといったドラツーコンペ専用メーカーのアックスを使われていました。一昔前は、現在はグリベルに吸収されたブブのムルシエラゴや、ブラックダイヤモンドの旧フュージョンがコンペシーンの中心でしたが、今のオリジナルアックスのベースはムルシエラゴのようです。皆さんゴムやテープをぐるぐるに巻いてしまっているため、オリジナルが何なのかはわかりにくいです。

    アックスは通常握ることを考えますが、ドライツーリングの場合、打ち込まずに、引っ掛けることが多いため、アックスのハンドル部に指先を引っ掛けて持つ傾向があります。面白かったのは、アックスのハンドルの先端にさらに角度をつけて、引っ掛ける段階からさらに進めて、ジャミングのようにして持つ改造をしている選手もいらっしゃいました。
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  • フリーがメインのクライマー
  • 普段はフリークライミングのコンペを中心に活動されている選手の参戦が今もあります。昔でしたら高橋恵さんや長谷川美玲さん、今だと八木名恵さんがその代表ですが、今大会には小武芽生さんが参戦されていました。アックスを持つのは 2回目とのことでした。
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  • 採点方式
  • 今回の採点は UIAA のアイスクライミングワールドカップの採点方式でおこないましたが、一番ポイントが高いのがクリップでした。1回のクリップで 1ポイント入ります。ホールドの 1手は 0.01となり、さらに、一手取って、後の手から荷重が抜けたら 0.001 ポイントが入ります。そのため、クリップを 3回して、15手目まで進み、後ろの手から荷重が抜けていたら 3.151 というポイントとなり、ジャッジが結構細かく大変です。
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    今回のセッターには韓国からクウォン・クォン・ヨンヘ(Kwon Young Hye)さんを呼んでおこなわれました。↓セッターによる予選課題のデモ。
    予選課題 1

    予選課題 2
    予選課題 3
    リザルトに関してはドライツーリングチャンピオンシップのサイトに掲載されると思います。

    mountainworks | MONTURA CHAMPIONSHIP

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