クライミング ニュース サイト

ネパールのグルジャ・ヒマル(7193m)で韓国隊9名が亡くなる遭難事故

カテゴリー: その他
Dhaulagiri_Hima.jpg
Photo by Sudan Shrestha
9 Dead on Gurja Himal, Worst Climbing Accident in Nepal Since 2015 Everest Avalanche (Rock&Ice)
Reports suggest that a serac wiped out the Base Camp. Five South Korean and four Nepali climbers were killed.
ネパールのグルジャ・ヒマル(Gurja Himal/7193m) に新ルートからの登頂を狙っていた韓国隊が、10/12 にセラックの崩壊(雪崩?) による爆風で、3000m 付近に設置していたベースキャンプごと吹き飛ばされ、9名の隊員全員が亡くなる事故が起きました。隊員全員が亡くなっており、詳細は不明なようですが、翌日に到着したレスキュー隊によるとベースキャンプは爆撃を受けたような惨状だったようです。
韓国隊は 5名の韓国人と 4名のネパール人クライマーから構成されており、"One Korea" という、韓国の南北統一を期待した新ルートからの登頂を予定していました。
隊のリーダーだったキム・チャンホ(Kim Chang-ho) は無酸素で 8000m峰 14座すべてに登頂しており、さらに 2013年のエベレストではインドのベンガル湾からカヌーでスタートし、標高 0m から自転車と歩きの人力のみでエベレストに登頂しています。
また、2012年には、当時の未踏峰では最高峰だったネパールのヒムジュン(Himjung/7092m) に、チヨン・アン(Chi-Young An) と南西壁からアルパインスタイルで初登し(1000m, WI4, M6, 5.10+)、アジア・ピオレドールを獲得するなど、高所に強いだけではなく、テクニカルなクライミングにも対応できる力のあるクライマーでした。

その他