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マルクス・プハー、パタゴニアのアグハ・ギヨメを初の冬季単独で登頂

カテゴリー: アルパイン
Markus Pucher - First Winter Solo of Aguja Guillaumet (UKC News)
Austrian alpinist Markus Pucher has made the first winter solo ascent of Aguja Guillaumet (2579m) in Patagonia via the Amy-Vidailhet Couloir. Markus has returned to the Patagonian mountains with the aim of completing unfinished business from 2016. Last winter, Markus was forced to turn back 40m from the summit whilst soloing Cerro Torre and was 300m short of realising his goal to solo Cerro Fitz Roy due to adverse weather; a solo of Cerro Torre in winter is an unprecedented feat, and the Fitz Roy winter solo has only been achieved once before by Yasushi Yamanoi in the 90s.
オーストリアのマルクス・プハー(Markus Pucher) が、パタゴニアのアグハ・ギヨメ(Aguja Guillaumet / 2579m) を冬季に初めて単独で登頂しました。マルクスは昨年も冬季のソロにトライし、セロ・トーレが山頂直下 40m、フィッツ・ロイが山頂直下 300m まで達したものの、撤退していました。
早朝 4時にフライレのキャンプ場を出発したマルクスですが、すぐに雪が降り出し、嵐になったため、引き返すか迷ったものの、途中で会ったイネス・ペパート( Ines Papert) らに励まされたり、天気予報は快方に向かっていたため、途中で道を見失ったりしつつも、撮影隊と荷物のデポ地点に到着し、天気が多少良くなってから登攀を開始しています。
取り付きまでは結構なラッセルとなり、登攀もかなり厳しいものになったようで、あらゆる技術を駆使して午後四時に登頂しています。
以下登頂時のコメント。

頂上に達した時のことを考えると、喜びで何度も歓声をあげられた。天気は本当に良かったし、頂上に立った時、雲は消え失せ、太陽は私の顔に微笑みかけていた。頂上の一番高い場所に立ち、太陽に笑い返し、勝者のようだなと感じた。吹雪への勝者、自分自身への勝者。もう下山したくはなかったけど、2人の友だちが待っていたので下降しなければならなかったし、彼らに山頂がどれだけ素晴らしかったかを伝えたかった。深雪の中を数歩歩き、踵を返して山頂にサヨナラを告げた、そしてまた勝者のようだなと感じた。
登攀時は Amy-Vidailhet Couloir から山頂へ立ち、下降には Guillot-Conqueugniot route を使っています。
今月頭にはフィッツ・ロイのソロにトライしていますが、強風のために撤退しています。ちなみにフィッツ・ロイの冬季単独登頂に成功しているのは 1990年の山野井泰史さんだけです。

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