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ウエリ・シュテックの関連動画

カテゴリー: 動画
先日、エベレストで滑落して亡くなった、稀代の登山家であるスイスのウエリ・シュテック(Ueli Steck) の動画を追悼的な意味も含めてまとめてみました。改めて彼の凄さがよくわかります。
彼の記録で一番わかりやすいものはヨーロッパ三大北壁(アイガー、マッターホルン、グランド・ジョラス) をはじめとしたスピード記録です。最近ではヒマラヤでのスピード登攀のためのトレーニング的な位置づけでしたが、それでも毎年のように記録を更新していました。

冒頭の動画はアイガーのもの。以下はグランド・ジョラス。音声はありません。近年はスイスのガイド、ダニ・アーノルド(Dani Arnold) と記録を競うように登っていました。


底なしの体力と機械のような精密な動きから「スイスマシーン」という異名を取っていたウエリですが、その名前を決定づける動画が上。『Reel Rock 2010』の最終章の動画です。

アルパインだけではなく、フリーでも 13台をコンスタントに登り、アレックス・オノルドと組んでエル・キャピタン、ノーズのスピード記録を狙ったこともありました。


ウエリがフランスのドリュ北壁にある North Couloir Direct(VI / Al6+ / M8) を登った時の動画。ペツルの動画ですが、ウエリのミックスクライミング技術がよく分かる動画になっています。

持久力とスピードトレーニングの一環で、ヨーロッパアルプスに 82峰ある 4000m 峰を 、62日間で駆け抜けた彼を追った動画。歩きだけではなく、自転車やパラパントも使っています。

彼のアルピニズムは Light&Fast をモットーとしており、危険地帯からより早く駆け抜けることで、安全性を高めていました。もちろん、そのための体力や技術のトレーニングもハードに行っていました。

ウエリはマウンテン・ハードウェアからサポートを受けており、ギアのアドバイザーもしていました。衣類には非常にこだわりがあり、オリジナルにカスタマイズした衣類を使用していました。

2008年にアンナプルナ南壁へ遠征した際、他のチームが 7400m 付近で遭難して動けなくなったため、ウエリも含めた救助隊が編成され、彼の活躍もあり 1名は生還しました。その時のドキュメンタリー映画が『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』として 2014年に公開されています。

今回ウエリがエベレストでやりたかった夢、挑戦について語っている動画。エベレストをホーンバインクロワールから登り、サウスコルを経由してローツェに縦走するという計画でした。
R.I.P.
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